デザイン住宅の「間取り」は何が違う?|暮らしやすさと“美しさ”を両立する設計という考え方
家づくりを考え始めると、
「何LDKにするか」「収納をどれくらい取るか」
といった“間取りの数値”に目が行きがちです。
もちろんそれも大切ですが、
デザイン住宅の間取りは、それだけでは語れません。
徳島市・阿南市・小松島市・勝浦町を中心に、
これまで多くの住まいづくりに携わってきましたが、
「デザイン住宅って、普通の家と何が違うの?」
「見た目だけじゃなく、住みやすさは大丈夫?」
そんな不安を持たれる方は、とても多いです。
結論から言うと、
本物のデザイン住宅は、
“見た目優先の間取り”ではなく “暮らしを設計した結果としてのデザイン”。
この記事では、
デザイン住宅ならではの「間取りの考え方」を、
できるだけ分かりやすくお伝えします。
ただの「部屋の並び」ではなく、空間として設計する
一般的な間取りは、
・LDKの広さ
・部屋数
・収納量
・動線
こうした“機能ベース”で考えられることが多いです。
一方でデザイン住宅では、
そこにもう一つ大切な視点を足します。
それは、
“空間としてどう感じるか”
という視点です。
・ただ広いだけではなく、どう広がるか
・視線がどこへ抜けていくか
・光がどんな入り方をするか
・生活感をどうコントロールするか
こうした要素が、
暮らしやすさとデザイン性の両方を左右します。
「生活動線」だけでなく「視線動線」まで考える
デザイン住宅の間取りを語る上で、
とても大切な考え方があります。
それが、
“視線の動線”を設計すること。
・玄関を開けた瞬間、何が見えるか
・LDKに入ったとき、どんな広がりを感じるか
・座ったとき、立ったとき、視界はどう変わるか
これらは図面だけでは伝わりにくい部分ですが、
「住んだときの満足度」に大きく影響します。
余白をつくる間取りが、空間を美しくする
デザイン住宅では、
「ただ機能を詰め込む」のではなく、
“余白をどうつくるか” がとても大切です。
・少し広くとる通路
・あえて何も置かない壁
・アクセントになる開口部や窓
・抜け感を生む吹き抜けやスリット
こうした“余裕のある設計”が、
空間の上質さをつくり出します。
間取りは「足す設計」ではなく、「整える設計」。
これがデザイン住宅の大きな特徴です。
ただ便利な家より「気持ちいい家」を目指す
便利なだけなら、
収納を増やして
スペースを埋めていけば、
ある意味いくらでもつくれます。
でもそれは、
・いつ見ても生活感が強い
・「普通の家」に落ち着いていく
そんな住まいになってしまうことも。
私たちが目指すのは、
「暮らしやすいのに、
いつ見ても“好きだ”と思える家。」
そのための軸として、
間取りの段階から デザインと暮らしを同時に設計する ことを大切にしています。
徳島での暮らしに合った「現実的なデザイン」
徳島の家づくりでは、
・生活リズム
・家族構成
・敷地条件
・周辺環境
こうした地域特有の要素も重要です。
だからこそ、
・見た目だけを真似したデザイン
・SNSだけで成立する間取り
ではなく、
「徳島で、毎日暮らす家として成立するデザイン住宅」
これを常に前提に置いて設計しています。
よくある質問(Q&A)
Q. デザイン住宅って、見た目を優先して住みにくくなりませんか?
A. 本物のデザイン住宅は、暮らしを基準に設計した上でデザインを重ねます。見た目だけを優先して成立させる間取りとは考え方が異なります。
Q. 間取りで失敗しやすいポイントはありますか?
A. 収納を“足す”ことばかり考えすぎる、便利さだけを追求する、視線や空間の広がりを考えない、というケースは後悔につながりやすいです。
Q. 徳島市や阿南市で家を建てる場合でも、デザイン性の高い間取りは実現できますか?
A. もちろん可能です。むしろ土地条件や周辺環境を踏まえた設計をすることで、より魅力的なデザインと暮らしのバランスが整います。
Q. 完全自由設計だと迷ってしまいそうで不安です。
A. いきなり間取りから考えるのではなく、「どう暮らしたいか」「どんな雰囲気が好きか」から整理するので、迷うより“納得が深まる”進め方になります。
まとめ|“暮らし”を設計した結果が、デザインになる
デザイン住宅の間取りは、
・何LDKか
・どれだけ広いか
だけで判断できるものではありません。
・どう感じる空間か
・どんな視線の流れが生まれるか
・どれだけ“好き”でいられるか
そこまで含めて設計することが、
「本物のデザイン住宅」 だと考えています。
そしてそれは、
「日本のデザイン住宅を、本物に変えていく」
という私たちの想いに、まっすぐつながる考え方です。
徳島でデザイン住宅を検討されている方にとって、
間取りの考え方を見直すきっかけになれば嬉しいです。
